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研修では、①グループとは何か、②グループの構造、③グループ療法とは（治療共同体）、

④グループ分析について講義がありました。講義の中で、実際に当院で実践している集団療法（ＰＳｍｔｇ）の逐語録を読み、集団療法をどのように進めているのか学びました。

 

 

「講義のまとめ」

・グループは患者さんの成長や変化を促す重要な治療になる

・グループ療法を行うにあたっては、治療共同体（同じ体験をした人同士）が重要な概念になる

・グループは、リーダーのスタイルや参加者など様々なことが影響している

・グループ療法を行うにあたっては、バウンダリー（約束事）が重要な役割を持つ

・グループに携わる中では、参加者の情報を共有し治療因子につながるように意図的な介入をすることが重要

・専門職者も参加者の一人として、感じたことを言葉にして共有することが重要

・グループと二者を行き来し、介入することでより治療的に働きかけることが重要

 

 

今回学んだグループの特性やグループがもたらす治療効果、また専門職の役割等を理解し、患者さんの治療や退院支援に役立てていきたいと感じました。