医療法人 和光会　ホームページ

　あけぼの荘では、職員の人材定着を目的として、介護労働安定センターの研修コーディネート事業を利用することとし、同センターのご紹介にて、コーディアル社会保険労務士事務所の高橋美紀先生をお招きして、人材育成研修を行いました

 

　具体的には、職場の仲間同士が認め合える関係をつくり、自信と誇りをもって仕事を楽しめる組織、職場となるよう2部で構成された研修のうち、今回は職員同士の持ち味を伝え合うことで承認される体験をする「持ち味研修」に様々な職種の15名にて受講しました。

前半の講義では、高橋先生から、コミュニケーションに承認を加えることで、関係の質が上がり、思考の質、行動の質が上がり、ひいては結果の質が上がるようになること、自分の持ち味を意識できるようになれば、自分らしくイキイキ働くことができる、他人の持ち味を認めることで、人間関係が良好になる、結果として職場に帰属意識が高まり、人材定着の効果があるとのお話がありました

 

　後半のグループワークは、4人１グループになり、様々な持ち味が書かれたカードの中から、その人の持ち味だと思うカードと、それを選んだ理由を発表し合うことで、自分が思う持ち味と、一緒に働く周りの仲間が自分に対して思う持ち味を伝え合い、どんな気持ちになるのかということを体験するものでした。自分が大切にしている部分を認めてもらえることは、まさに承認される体験で、参加者は自然と笑顔になっていました

 

　次回は、後半の「承認研修」を同メンバーで受講します。仕事をする中でどのように相手を承認しながら、良好な関係のもと質の良い仕事ができるよう、多くの学びを得ることで利用者の生活を豊かなものにしたいと思います