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地域医療連携室

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研修会開催 『発達障害を伴う人の看護』

2021-09-24
2021921日、発達障害を伴う人の看護 というテーマで研修会が行われました。
 
発達障害の患者さんの生きづらさを理解し、看護でどのように支援をしていくかを考え、それを活かしていくことを目的に行われました。
 

発達障害は大きく分けて
  • 広汎性発達障害
  • 学習障害
  • 注意欠陥・多動性障害
  • 知的障害等         の4つがあります。
 
・広汎性発達障害は、重い知的障害を伴い意思疎通が極めて難しい人から、表面的な関わりでは困難さがほとんど気づかれない人まで状態像が幅広い障害です。
・患者さんの支援にあたっては、必ずしも特定の症状があるわけではないため、その人にどのような特性があるのかを知り、患者さんに合った環境設定や、手順を分かりやすく説明する工夫が必要になってきます。
・また、対人関係の構築が難しい、見通しが立たないと不安になる、次々と周囲の物に関心を持ち様々なことに取り組もうとする等の中核症状を背景として、周囲の状況との関わりの中で生じる様々な課題(自傷行為やパニック等)や、元来合併しやすい併存症を軽快することを目的に薬物療法が行われる ということなどを学びました。
 

今後患者さんと関わっていく上で、今回学んだ発達障害の特性と「患者さんを知る」ということを共有し、安心していただけるような支援を行っていきたいと思います。
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